部屋に転がっていると、思わず手に取って触りたくなる「本を可愛がるブックカバー」の提案です。中に綿が入った極太の糸を編んだカバーの為、本がまるでクッションやマクラ、ペットのような存在感を放ちます。部屋の中でも異彩を放つこと請け合いですので、読みかけの本を放置したまま忘れてしまう事が減り、本を開く機会を増やすことに一役買ってくれるでしょう。

【山崎ナオコーラ様】
多くのデザインが「薄く、軽く、シンプルに、スタイリッシュに」という方向に向かっている中、逆の方向に突っ走っていて目立ちました。電子書籍も良いですが、紙の書籍にも良さがあります。その再確認のためにも、逆方向の魅力を探ることに価値を感じました。持ち運びが不便で、無駄にもこもことして存在感があり過ぎる。だから、開いてしまう。「ぬいぐるみ的な可愛さに変えてしまおう」というのは日本的で面白いとも思います。