昨年「DIY」「DIWO」の流れもあり自分で定規を使い、目印をつける事が多くなった。そこで正確に印せる定規を提案したい。 メモリには0.2ミリの窪みがあり、ペンでその部分をなぞることで正確に1ミリ単位で印すことができます。 今回のテーマである「窪（わ）」をもって新しい定規とさせていただきました。

■　安次富様
定規を使って正確に１ミリ単位の印を付けることの難しさは誰でも経験があると思います。それは目盛りを見る時に、視差が生じるためです。この問題を定規の目盛りに0.2ミリの窪（わ）を付けるという、ちょっとしたアイデアで解決していることが素晴らしい。間隔が異なる大小のアーチをつなげることで、寸法を量として把握できる工夫もあり、モノづくりの完成度を左右する材料の墨付けのストレスを飛躍的に軽減するアイデアです。