一般部門 優秀賞「万華 -BANNKA-」 大屋 彰様

一般部門 優秀賞「万華 -BANNKA-」 一般部門 優秀賞「万華 -BANNKA-」

説明

この作品は小学校のころから身近にあったクーピーペンシルの新しい提案。クーピーは柔らかく細いので、ペン先が丸くなってしまう。そのためペン先を鉛筆削りなどで整えることします。そこで出たクーピーの削りかすは普段そのまま捨ててしまいますが、その削りかすを利用し、万華鏡の具にしました。また万華鏡自体がクーピーのケースになっている。
万華鏡を覗く。その中にはその時その人だけが見ることができる満開の花々。私はそんな満開の花を見て一人一人ではあるが、満開の笑顔になって欲しいと願いこの「万華」を提案します。

審査員からの評価

■ 安次富 隆様
クーピーでオリジナル万華鏡を作りたい!という衝動にかられました。「万華-BANKA-」の面白さは、絵を描く道具と、万華鏡を作る道具の二つの顔を持っていることです。クーピーを削る量や力、スピードによって、削りかすの形が異なるそうです。ケースのモデルやクーピーで作った万華鏡写真もあり、「万華-BANKA-」の魅力がリアルに伝わりました。クレヨンや色鉛筆にも応用できそうな発展性のあるアイデアです。

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