結果発表

今回の募集テーマ

ステキな発想が「ぎゅっ。」と
詰まった文房具のアイデアを
募集します。

29th

応募総数

4,326
作品
一般部門
2,991
作品
ジュニア部門
1,335
作品

第29回「文房具アイデアコンテスト」に多数のご応募いただき、誠にありがとうございました!

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審査員

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審査員長

プロダクトデザイナー

安次富 隆

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審査員

マルチクリエイティブ会社

ザリガニワークス

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審査員

HIPHOPアーティスト

KREVA

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審査員

アーティスト

itabamoe

半角の原稿用紙

米田 隆浩

英作文用に、マス目をぎゅっと縮めて半角サイズにした原稿用紙。
大文字は2マス、小文字は1マスがガイドラインになります。

百記帳

細川 卓資

日記帳ではなく百記帳です。 百年に見立てた百ページのノートです。
年齢(age)を枚数(page)で表し、
人生における四季折々の記憶を書き記します。
開いたときの厚みは時の有限性を感じることができます。
人生100年時代に向けて、
平均寿命が世界一長い日本だからこそできる提案を目指しました。


ミニマルさんのための2アイテムペンケース

小倉 利文

クラウド上のグループウェアを利用してPCで議事録を作って共有したりオンラインスケジュール
帳を使うようになると、文房具を使うシチュエーションが激減しました。
大きな手帳を持ち歩かなくなった代わり、外出時や会議室の移動にノートPCやその電源などの
大荷物が増えました。
一方で、紙とペンを全く使わなくなったかというとそうでもありません。わずかな機会のために
ぎゅっと厳選された筆記用具をサッと取り出して使いたいのです。
提案するのはITツールメインで働くビジネスパーソンのためのペンケースです。ペン類とプラス
1アイテム(小さな消しゴムや修正テープなど)をそれぞれの収納場所にいれて持ち歩くことが
できます。
大きなペンケースの中で毎回違う位置にいる消しゴムを追いかける必要もありません。収納場
所の決まった2アイテムなら入れ忘れしまい忘れも一目でわかり、会議室で消しゴムを忘れたこ
とに気づく、なんてこともありません。
ITツールメインで働くならモノを少なくミニマルなスタイルで働きたいのです。必要最低限を
ぎゅっと凝縮したペンケースです。


スライドパンチ

岩田 一弥

「ぎゅっ。」という言葉は一つにまとまるイメージがあります。まとまりかたもいろいろあって、きちっと全て揃っているのもきれいだけど、一定にずれて並んでいるのも良い感じ。2穴パンチは書類をきれいに一つにまとめますが、少しずれることで結構便利に使えます。ずれを利用して様々な機能を持たせることができます。


おいのりスタンプ

中村 梨亜 / 神谷 千春

緊張して手が震えたり、冷たくなってしまった経験はありませんか。そんなときには手をぎゅっと にぎって擦って、温めてあげましょう。スタンプは消えてしまいますが、リラックスできる香りが残 ります。このスタンプは、頑張ったあなたを最後まで応援します。大切な誰かに応援の気持ちを 込めて押してあげるのもいいかもしれません。

ネバネバなっとうグリップ

浅沼 幸来

納豆の粒が色々な形に変化し、すべり止めになります。細い物を握るときや、ビンのふたをあけるときなどに便利です。

けしたあとキラキラがのこるけしごむ

宮坂 一十野

このけしごむでえんぴつをけすと、えんぴつのぶぶんだけがきえて、キラキラが紙にのこります。


ぎゅっチキス

中村 衣那

コンテストのテーマが「ぎゅっ。」だったので、ギューするホッチキスにしました。普通にしてると離れているけど、紙をとめる時に、くっついてギューしているように見えます。そして、ホッチキスの芯がハートになっていてとめるとハート型にとまります。


KIRISUMI リサイクルシャープペンシル

茶家 慎之助

KIRISUMIは、アイスランド語で「思いやり」という意味をもつtillitssemiから名前を取っています。アイスランドは、世界で最も思いやりが強いといわれている国です。今回のお題は「ぎゅっ。」ということなので私が考えた「ぎゅっ。」は、人々の強い思いやりからぎゅっと考えました。なので、世界で最も思いやりが強いアイスランドを題材としてデザインしました。そしてもうひとつ、「リサイクル」にも私の考えた「ぎゅっ。」がつまっています。近年、地球温暖化が進み再生可能な社会を作るのが世界共通の課題となっています。そこで考えたのが「人と自然の共存」で「ぎゅっ。」でした。私は、すべての文房具がリサイクルして作られるのを望んでいます。模様はすべてアイスランドで見れる物です。好みに付け替えて勉強や仕事をはかどらせましょう。


Found line

荻田 来未

替え芯の種類が太さごとに違うラインが引いてあってどの替え芯を買ったらいいかすぐわかる!!

おしキモっペンケース

長倉 孝

仕事中!勉強中!? 推したい気持ちを抑えられないアナタに贈る
溢れんばかりの推し心をギュっと詰め込んだ究極のペンケース(セット)推しのアクスタや缶バッジなどをこれでもかと大量に並べて楽しむ
応援してるのか。応援されてるのか。推しつ。推されつ。のペンケースセット
定規にもアクスタ立てられるし、ペンには缶バッジやアクキーも付けられて一推し。二推し。のペンケースセット
壮大な推しの風景を眺めれば、痛さを通り越して、まさに絶景!!!これぞ推景かな!!!!!

安次富 隆賞

すたんぷ・ぎゅっちー

片桐 ひろ乃

スタンプ使い分けるの個人的にとてもめんどくさかったので、1つにまとめてみました。今回テーマがとてもではないですが難しく、私なりに、力加減と押し方というところに落とし込んでみました。一から自分で考えるのとても楽しかったです!


ザリガニワークス賞

ホラー付箋

Kitai Rumi / 内田 未来

チームのひとり“みくま”は夏の怖いテレビ番組やホラー映画が大好き。そんな“みくま”の同僚 “れいたん”は考えました。仕事をスマートにしてくれるだけではなく、たくさんのタスクメモに埋も れない、そしてホラー狂の“みくま”の心をぎゅっと掴むようなお仕事道具はないだろうか…と。
そうして始まった文房具アイデアコンテストプロジェクト。私たちはグランプリを目指し2人で一緒 に、心臓が『ぎゅっ。』となる?!けど誰でも楽しめるような「ホラー付箋」を考えました。
自分が見逃したくないメモ、読む人に見逃してほしくないメッセージなど、ホラー要素を取り入れ ることで思わず目を向けてしまうようなデザインを考えました。付箋の一部が折り曲げられてい るので、めくってみないとどんなメッセージが書かれているのか、どんなイラストが描かれている のか分からないようになっています。
心臓がぎゅっとなるような怖いメッセージを書いて相手を驚かせても良し、ぎゅっとハグしたくな るような温かいメッセージを書いてギャップを楽しんでも良し。使う人によって様々な用途がある この付箋は、従来の付箋以上の役割を果たしてくれることでしょう。


KREVA賞

思い出ぎゅっとボックスラベル

嶋 辰也

「思い出ぎゅっとボックスラベル」は、家族や子供の思い出を、整理しやすく保管できる新しい文 房具アイデアです。靴の空き箱は頑丈でデザインもおしゃれですが、そのままでは飾りにくく、ま た、成長とともに増えていく写真、日記、手紙、クラフト作品などを整理するのは難しいことが課 題でした。このラベルは、靴箱に取り付けるだけで、中身をカテゴリー別に整理しやすくし、箱を 有効に活用できるようにします。靴箱がただの収納箱ではなく、成長の軌跡をぎゅっと詰め込ん だ思い出ボックスに変わります。メーカーのロゴを隠さないデザインも可能で、箱の美しさを損 なうことなく、大切な瞬間を整理整頓する手助けをします。日々の「ぎゅっ。」とした思い出を大 切に保管できるアイデアです。


itabamoe賞

生きホチキス

池田 暖

ゆびさきをぎゅっと握ると赤くなるように、針を刺した「ぎゅっ」で表面が赤くなるホチキスです。ま るでホチキスに血が通っているように見えより愛着がわくと思い考えました。 また、しっかり握ることで赤くなるので針が打てているか浅く入っていないか、視覚的に認識す ることができます。

総評

プロダクトデザイナー

審査員長

安次富 隆

今年度のテーマ「ぎゅっ。」は色々な解釈ができます。握る、押す、抑える、詰める、縮めると捉えたアイデアもあれば、ザリガニワークス賞を受賞した「ホラー付箋」のように、文具を使った人の気持ちをぎゅっとするアイデアもありました。それぞれの審査員が期待するアイデアも異なり意見が分かれることも多く、例年以上に審査に時間をかけました。ですから今年度の受賞作品は、審査員が議論に議論を重ね選ばれた作品ばかりです。審査員の意見が分かれ惜しくも受賞を逃した作品にも、優れたアイデアが多かったことも今年の特徴だったと思います。それらの作品をご紹介できないことが残念ですが、受賞できなかったからといって落胆せずに、次回もぜひ挑戦していただけることを期待しています。